2008

 
   「和を駆ける」
(親子自転車旅編)
自転車で行ってみよう
東京の戦跡・資料館など
 


ひさしぶりに沖縄の風を感じて来ました。
私事で恐縮ですがご報告させて頂きます。

琉球新報 2008年8月20日水曜日朝刊




今回の親子自転車旅のチーム名ですが。
日本語教室でお世話になっている
(財)板橋区文化・国際交流財団交流課 殿のネーミングを拝借し、
あくまでもノリ?で「板橋国際交流旅団」とさせて頂きました。

アルファベットを使用した方が、格好いいのでしょうが、
今回は、和語、漢語にこだわってみました。
一人で走る時と比べると圧倒的に1日の走行距離は少ないですが、
子連れ旅は、それなり苦労がありました。


 


実は、今回の旅は、ちょっとした「曰く」がありまして・・・・。

朝日新聞 2007年8月15日水曜日朝刊「声」欄




 というわけで昨年、子供たちと一緒に自転車で駆けてみたいと
思っていたのですが、義父が急逝し、自転車旅どころではなく
なりました。
少し生活に落ち着きを取り戻してきた今夏、一年越しの念願の
子連れ自転車旅と相成ったわけです。今回の旅のテーマの一つ
として、漠然とですが「平和」の二文字がありました。今まで様々な
地域を走ってきて、多くの異国の人たちにお世話になり、今なお
日本語教室で各国の方々とおつきあいさせて頂いている中で、
本当に政治や経済、民族、宗教などを超越した「人と人とのつながり」
の大切さを再認識させられており、そうした認識が「平和な世界」に
及ぼす影響は無視できないと個人的には思っております。
上記投稿が昨年、8月15日の終戦記念日に掲載されたことも
何かの縁かと思い、何度も訪れていながらも、まだまだ未知な土地、
「沖縄」を、今回は、「ひめゆり」背負って南部を目指し、折しも
上記投稿掲載日から丸一年後の2008年8月15日終戦記念日、
「ひめゆりの塔」を目指し、
世界の紛争が無くなるよう祈念して参りました・・・・・・・。

・・・・・・・・・などと、偉そうに記していますが、実体は、単なる
「沖縄親子自転車旅」です。翌年、中学受験を控えた長女、
受験の天王山と言われる夏休み、こんな事していて良いのでしょうか?

初めての親子自転車旅による沖縄珍道中、宜しければご覧ください。





とりあえずANAで海をまたいで那覇空港。
子供たちのテンションも300%




 走行ルート概要です。
名護市民公園~恩納村~うるま~浜比嘉島
~宜野湾~糸満経由~ひめゆりの塔




那覇到着後、バスで名護市へ。
名護から 「プラネット・チャオ」安井さんのご好意に
甘えて車で「美ら海水族館」へ。




南国気分300%。なんでも経験!





青、白、そしてエメラルドグリーン!
トロピカルカラーの三原色?




「タコ」?を前に父と息子の誓い?




今回の旅は「プラネット・チャオ」の
レンタサイクルを利用。
名護市民公園(21世紀の森公園?)試乗テスト




 父、調整中。レンタサイクルのはずなのにほとんど使用されていないマシンでした。モデルとしてはかなりクラシカルなタイプ。昔から走っている私にとっては懐かしく、かつ慣れているマシン。ギアシフトレバーがダウンチューブについているタイプです。いやいや懐かしい。






準備完了。さあ、初めての親子自転車旅スタートです。
倅よ、お前、大丈夫か?





初日の走行は午後遅めのスタートだったので
名護市民公園から名護市民ビーチ(幸喜ビーチ)
までのわずかな距離(10kmほど)




沖縄で初めての海遊び。




日が暮れ始めても夢中で遊びます。
名護市民ビーチは無料のビーチで地元の方々の
利用多し。本土からの観光客はほとんど
いませんでした。日が暮れ始めてからは
ほぼプライベートビーチ。




初日から沖縄らしさを満喫。




宿泊はビーチ併設のキャンプサイトで。
夜中に突然の大雨であわててフライシート設置。




こじんまりとしたとても快適なキャンプサイトでした。
何よりロケーションが最高で、また利用者が少ない
穴場的な感じが良かったです。




翌日は恩納村へ向かって沖縄リゾートの中止である
西海岸を走行途中、沖縄サミット開催で
有名な「万国津梁館」へ立ち寄る。




高台なので少し海岸線から上ります。きっと子供達には
ここがどこなのか、わからなかったと思います。




子供達にはやはりこっちですね。「万国津梁館」と
同じ地域にある「ブセナ海中公園」でグラス底ボートに
乗船。こんな事ばかりやってるから距離が稼げません。




 さてこの写真ですが子供たちが触れている「白いもの」に注目。これは単なるイオンのビニール袋なんですが、実は秘密の「シグナル」なんです。今回の親子自転車旅に協力して頂いた「プラネット・チャオ」の安井さんがとっておきの秘密のビーチを教えてくれたのですが、そこは道路から海岸に出るルートのサインなどがないため、あらかじめ安井さんが設置しといてくれた秘密の合図なのです。秘密のシグナルを探しながら走行するのも宝探しのようで楽しいものでした。








さてその秘密のビーチがここ、
完全プライベートビーチです。
トイレもなし、売店もなし、BGMもなし 
ですが我らにとっては最高!
綺麗な砂浜、埋まりたくもなります?




名残惜しく足だけでも





やはり本土では味わえないロケーションです。
秘密のビーチ教えてくれた安井さんに感謝です。





 走行中、転倒し負傷。痛々しい娘の膝。応急処理後なので大した傷ではにように見えますが実際はそうではありません。詳細は「親子自転車旅のすすめ」に記述させて頂きましたが、一言でいうならば、私が娘の自転車のサイズを誤り、避けられるはずのケガを娘に負わせてしまいました。またその後のケアを怠ったために目立つ裂傷痕が残ってしまいました。お子さんやお孫さんと自転車旅を実践する方が同じようにこんなケガを子供に追わせることなく、安全に自転車旅を行ってもらいたい、という願いを込めて「親子自転車旅のすすめ」で記させて頂きました。






恩納村の景勝地「万座毛」にて。宿泊目的地に
近づき余裕があったのか高台のこの場所
までやってきました。




本日は恩納村の民宿泊です。やはりスッキリと
シャワーを浴び、屋根があるところで清潔な
シートで眠れることは幸せなことです。




あっという間にこんな感じですが・・・。
いや~民宿感出てるわ~。
それにしても寝相、なんとかせい。




翌日早朝、出発
本日は西海岸から東海岸へ出て、
海中道路で「浜比嘉島」を目指します。




各自、準備OK?




出発前の記念撮影




記念撮影+父親




途中、「プラネット・チャオ」の安井さんが
撮影してくれました。なんだか
「カルガモ親子」の道路横断のようです。




当然ですが、三人で走行している写真は
とても貴重なのです。二人が走行している
写真はいつでも撮れますので・・・・・。




いつも私がリードして先頭を走っている
わけではありません。しかし、登山もそうですが
先頭を行く人の判断はとても重要です。





海中道路」にて。当然、海の中を
走行する道路だと思っていましたが・・・。




浜比嘉島の民宿に荷物をおいて
早速、海へGO!




三人で近場のリーフを巡ってきました。
ニモ?たちがたくさん泳いでいて、透明度は
西海岸より東海岸の方が勝っているように
思いました。海中道路でつながっては
いますが、「離島」であることも大きく影響
していると思います。




民宿の庭にて。浜比嘉島の民宿は、
本土からの観光客が多いのでリゾート感
あります。昨日の恩納村の民宿はシーサイド
ではありますが市内にあり、かつ釣り客メイン
でしたので同じ民宿でも趣向が違っています。




 民宿らしい食事ですがオーナーの思いが伝わってきます。
もずくを出して頂いたのですが、倅はペロッと食べていました。
娘と異なり、結構好き嫌いがある息子が抵抗なく口にしていたので少し驚きました。手前の果物はドラゴンフルーツです。
最近はスーパーでも良くみるようになりました。子供たちにとっては初めてのトライでしたがおいしかったようでおかわり?して食べていました。






 翌日、出発前に民宿オーナー夫妻と。
本土と沖縄とでも時間の流れの感覚が違っています。東京の都心に比べたら沖縄はもっとゆっくりとした時の流れを感じます。しかし離島に渡るとさらに時間の流れが異なって感じられ「ゆっくり」ではなく「ゆったり」とした雰囲気を感じます。民宿のオーナー夫妻ももともと地元の方ではないそうで、きっとこのゆったりリズムを求めてやって来られたのではないかと勝手に想像してしまいました。






本日は再度、東海岸の宜野湾を
目指します。途中、琉球家屋が
連なった集落にて。




たまには私も一人で1枚。




うるま市の世界遺産「勝連城跡」に立ち
寄ります。世界遺産とは思えぬほどなぜか
人がいませんでした。世界遺産の貸切です。
なんと贅沢なことか。




とても眺望がよく周りの海を見まわしていると
海だけは数百年前に按司が見ていた
景色と同じではないかと思い、少し
タイムスリップした気分にひたった。




がしかし、すぐにこの姿を見て現実に
戻されてしまった。いと悲し。





東海岸から山を越えて普天間から
宜野湾へ。今日はゴージャスなホテルに
宿泊です。東京から来た義母と
妻と合流し、しばし、プアな親子自転車旅
休止して沖縄リゾート満喫します。




祖母と妻のリクエストで再度、「美ら海水族館」へ、
車でGO!




そのまま読谷村「琉球村」へ




宮廷舞踊やエイサーを一緒に踊ります。
琉球文化に触れられるだけではなく
結構楽しかったです。




琉球王国時代、王族・士族のみが着用したとされる
伝統衣の「琉装」




残念ながら王族・士族の気品と貫禄はまったく
感じられません。当然ながら私も「琉装」変身させて
もらいましたがここでは控えさせて頂きます?




沖縄のプライベートビーチもいいですが安全に
とことん遊べるホテルのプールも
もちろん楽しいです。





さていよいよ最終ゴールの「ひめゆりの塔
目指して出発です。かりゆし姿の
貸切タクシーの運転手さんと。




 太平洋戦争終盤、唯一の地上戦となった沖縄戦の激戦地域である南部の糸満にて。以前、南部地域が西海岸の恩納村あたりと異なりあまり開発されず、宿泊施設なども圧倒的に他の地域に比べて少ないことに疑問を持っていました。その理由はそのあと徐々にわかってきましたが実際に南部地域を自転車で走行してみて実感しました。手つかずの自然状況がそのまま残っている感じです。それはある意味、悲惨な戦後の状況が残されていることを意味している気がします。






最終ゴールの「ひめゆりの塔」までもう少し!




ひめゆりの塔」無事?到着です。子供たちと
献花し、恒久平和を祈念、その後
「ひめゆり平和記念資料館」を
見学しました。




ゴール後、沖縄タイムズさんの取材を受けました。




ゴール地点に「プラネット・チャオ」の安井さんが
自転車をピックアップしに来てくれました。




たくさんの思い出を残してくれた自転車たちと
サヨナラです。名残惜しいです。




大変お世話になった「プラネット・チャオ」の
安井さんとのツーショット。
色々とありがとうございました。

 

~最後に~

旅を計画する前に、少しでも「平和」の二文字を掲げる思いがあるならば費用もこの時期、それなりにかかるので、よっぽどその現金をそのまま寄付した方が社会貢献になるのではないかと思いました。ただそれ以上のものに変わっていつか戻ってくるのではないかという願いもあり子供たちと一緒に海を渡りました。とりあえず親子で自転車旅を行なう目的などを明確にするよりも子供たちと純粋に一緒に自転車旅を楽しんでみたいという思いがとても強く、実際、実現してみてとても楽しく有意義な時を過ごさせてもらいました。子供たちがどのような思いを今回の自転車旅に抱いたかはわかりませんが、もし来年も子供たちがもう一度トライしてみたいと思うならば今夏、私自身がこの旅で得た学びや気づきを生かして、再度、子供たちと一緒にペダルを踏んでみたいと思っております。


※ 誤字、脱字など多々あると思いますがお許しください。

まだ暑い日があると思います。
お身体を大切にしてお過ごしください。

旅のご報告まで。

                


子供たちの行く先にはどんな世界が待っているのでしょうか?

自転車旅、人生そのものです。

                           2008年8月記(2017年6月加筆)



   「和を駆ける」
(親子自転車旅編)
自転車で行ってみよう
東京の戦跡・資料館など
 
   
 「親子自転車旅のすすめ」 
東京図書出版

著者自身の体験をもとに
親子自転車旅の素晴らしさを
伝えたい。なぜ親子自転車旅を
すすめるのか、なぜ自転車なのか。
一緒に走った思いでは一生の宝物。
さあ、お子さん、お孫さんと出かけ
ましょう。

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